防犯性を重視したい人
2階以上の部屋は1階よりも防犯面において安心です。2階以上だからといって空き巣被害など犯罪に巻き込まれない、とは言えませんが1階よりは安全です。1階の場合、外を歩いている人に部屋をのぞかれる可能性があります。特に女性の一人暮らしだと痴漢などにねらわれたり、下着を盗まれたりする危険性があります。高齢の方であれば、詐欺などにねらわれることもあるでしょう。1階はベランダや窓から侵入されやすく、泥棒などが入りやすいのです。道行く人の目が気になると、日中でもカーテンを開けたり、ベランダに出て外の空気を吸って気分転換したりすることもできない、ということもあるでしょう。そういったことを気にせず、より安心して暮らしたいという人は2階以上の部屋がおすすめです。
家賃の安さより快適さを求める人
2階以上の部屋は1階よりも家賃が高い傾向にありますが、その分快適に過ごせる環境があります。2階以上であれば周りの建物の日影にならない可能性も高く、日当たりがよい部屋を選べるでしょう。日当たりがよくないと気分も暗くなりがちですが、日当たりがよければ気持ちがよく明るい気分になれるものです。太陽の光を浴びながら目を覚ますことができれば目覚めもよく、快適に1日をスタートさせることが可能です。洗濯物も乾きやすく、湿気も少なくなるのでカビの発生も防げます。通行人など人の目も気にせずにすむので、窓を開けて換気をすることもできるでしょう。上層階であれば部屋からの眺めもよい部屋に住める可能性も高まります。場所によっては美しい夜景を楽しめるなどのメリットもあるでしょう。2階以上の部屋は、家賃が安いメリットよりも快適な環境で生活がしたい人に向いています。