日常生活の移動に不便が生じない
集合住宅の賃貸で1階を選択する大きなメリットが、移動のしやすさです。2階以上の部屋を選択した場合、フロアの移動に階段やエレベーターの利用が必要になります。集合住宅のエレベーターは、安全のために定期的なメンテナンスが義務付けられていて、作業中は利用することができません。点検は平日に数時間かけて行われるので、階段での移動が困難な上層階を選ぶと、作業が終了するまで外出や帰宅が困難になるケースもあります。1階であればフロアの移動が必要ないので、階段の上り下りによる負担もなければ、エレベーターの定期点検の影響も受けません。年齢を重ねて体の衰えが出始めた場合、できる限り移動の負担を減らすことが重要になります。
同じ間取りでも家賃が安くなりやすい
移動のしやすさと並ぶ1階フロアの魅力が、家賃の安さです。賃貸物件の家賃設定は、周辺環境、最寄り駅からの所要時間など様々な条件を基に決定されます。集合住宅の場合、選ぶフロアも金額に影響する大きなポイントです。特にタワーマンションのように階数がたくさんある集合住宅は、1階が最安で上層階に行くほど数万円単位で上がっていく傾向があります。金額の違いは車や人の往来による騒音、空き巣を始めとした犯罪に対する防犯性能などが主な理由です。賃貸物件は契約をし続ける限り毎月家賃を支払わなければいけません。長く住むほど金額の違いによる出費の負担は大きくなるので、フロアにこだわりがなく家賃の安さを重視する人は1階を選ぶ方が無難です。
札幌北区の賃貸マンションには、セキュリティ対策を行っている物件があります。具体的には、玄関のオートロック機能、監視カメラ、宅配ボックスです。